安藤教授が主宰する国際プロジェクトIGCP608の研究論文特集号がIsland Arc誌で完結しました。

2019年1月8日（火）
安藤教授が主宰する国際プロジェクトIGCP608の研究論文特集号がIsland Arc誌で完結しました。

安藤教授が主催する、IGCP（地質科学国際研究計画)608「白亜紀のアジア－西太平洋地域の生態系システムと環境変動」の論文集「白亜紀の陸-海リンケージと生物進化：アジア-西太平洋域からの貢献」が、Wiley社の電子ジャーナルIsland Arc （和訳すると“島弧”）で完結しました。
この論文集は、第1回（インド・ラクナウ、2014年）、および第2回（東京、2015年）の国際シンポジウムで発表された論文が、通常号に随時出版されてきたものです。このほど、筆頭客員編集委員である安藤教授を中心としてPreface （序文）が出版され、特集号（Virtual Issue）が完結しました。白亜紀の地層や化石に関する、層序学、堆積学、古植物学、古脊椎動物学、微古生物学、有機地球化学、構造地質学などの論文からなります。研究対象地域は、中国、インド、日本、韓国、モンゴル、フィリピン、そしてロシアにおよび、共著者は主にアジア10ヶ国からの60名によるものです。

客員編集委員（Guest Editors）: Hisao Ando, Takashi Hasegawa, Xiaoqiao Wan, Daekyo Cheong, Sunil Bajpai and Guntupalli V. R. Prasad
特集タイトル：Virtual Issue: Land-ocean linkages and biotic evolution during the Cretaceous: Contribution from Asia and Western Pacific (IGCP608)

詳細は、下記のリンク先をご参照下さい。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/toc/10.1111/(ISSN)1440-1738.land-ocean_linkages_and_biotic_evolution_during_the_cretaceous https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/iar.12290

参考：IGCPはUNESCO自然科学局環境部門地球科学分野とIUGS（国際地質学連合）による国際協力研究事業です。
http://www.unesco.org/new/en/natural-sciences/environment/earth-sciences/international-geoscience-programme/