茨城大学五浦美術文化研究所「天心記念館」の展示リニューアルに伴い、解説パネル作成に協力しました。(安藤教授)
2019年4月23日(火)
北茨城市五浦海岸にある茨城大学五浦美術文化研究所内の天心記念館で、展示の全面的にリニューアルに伴い、「茨城県北ジオパーク構想」のコーナーが新設されることになりました。
安藤教授はこれまでの研究成果を基に、「五浦海岸—天心たちを魅了した奇岩景観はどのように作られたのか?」、「奇岩の成り立ち—五浦の炭酸塩コンクリーションの形成過程」と題するパネルを作成しました。その中で,六角堂を建てた岡倉天心が感銘を受けたという五浦海岸の景観をなす奇岩 (地質学的には炭酸塩コンクリーションと呼ばれる)について、化学合成二枚貝化石群集が密集する岩石標本(五浦観光ホテル大観荘敷地から産出)とともに詳しく解説しています。
4月17日に公開され、その様子は茨城新聞や日本経済新聞でも取り上げられました。また、茨城大学のホームページでも紹介されています。
http://www.ibaraki.ac.jp/news/2019/04/172010.html