集中講義を実施しました。

2019年9月25日（水）

京都大学名誉教授の中西一郎先生による、大学院集中講義を実施しました。
古文書などの歴史史料には、地震や火山噴火など、地球科学に関連した記述が見られます。近代的観測データのない過去の事象について、これらの歴史史料から有用な地球科学的情報を抽出し、それをどのように解析に用いるか、その結果をどう防災に活かすべきかについて、具体例を示しながら講義を行っていただきました。

理学系の講義では普段あまり聞く機会のない講義内容に、学生も大いに刺激を受けたようで、活発な質問が出ていたことが印象的でした。